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2015年05月14日

檀家と門徒

檀家と門徒とは多少違います。


まず檀家とは古代のインド語で布施を意味し、布施を与える人や家ということなのです。
江戸時代にはキリシタンの取り締まりのこともあり、寺請制度で寺院が今のマイナンバー制的に民衆を管理していたのです。


この寺請制度は明治になって廃止されましたが、檀家という名前は今も続いているのです。


檀家になる」とは、仏様や先祖の供養のお参りや寺院で行われる説教などの集会に積極的に参加して宗教活動をしたり、布施(財施)によって寺院を支えたり、葬儀を寺院に必ずお願いしたりするという寺院と人々との互恵関係でもありました。


反面、昔の檀家は、新築改築にかかる費用や本山への上納金などの寺院の経済的負担を担い、参詣・年忌法要・付け届けなどが義務化されており、檀家が金銭的な責務を拒否すれば、寺は寺請を拒否できたため、社会的な地位を脅かされることになっていました。


まあ、ある意味で社会生活の掟のようなものだったのでしょう。
そのかわり檀家である以上は葬儀や法要は檀那寺にお願いするのが暗黙の了解であり、それに対して可能な範囲でお布施を包むというのが生活の中の文化でもありました。
最近では、この関係が薄れつつありますね・・。


一方、門徒とは一門のともがらを指す呼び方なのです。
特に同じ門流に属して信仰を共にする人たちのことを言います。


とりわけ浄土真宗の信者を門徒ということが多いのです。
というのも、蓮如上人が御文に書かれている様に、手紙で門徒という言葉を多く用いられています。


本願寺が教団として大きくなるに従い、自然に浄土真宗をよりどころにする者たちへの呼称として門徒という言葉が使われるようになりました。
だから今では浄土真宗の教えを頂く人々を指す言葉として使われることが多いのです。


檀家と門徒とは共通点もありますが、やはり多少違うようです。
もっとも数珠の方は、宗派によって多少違いがあるもののお参り等には必ず携えていくものとしての共通点がありますね。
ラベル:檀家 門徒
posted by yasuucare at 07:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 数珠 選び方持ち方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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