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2014年11月16日

過去帳とお寺と数珠

過去帳とお寺の個人情報保護にもスポットが当てられています。


過去帳とは、檀信徒の戒名・俗名、死亡日、年齢、続き柄などを記した帳簿のことです。
江戸前期、幕府による「宗門改(あらため)」実施とともに多くの寺でつくられました。
封建的身分制度の影響から、侮蔑的な文字をあてた差別戒名や被差別部落の人々だけの差別過去帳がこの時期に生まれ問題を引きづっているのです。


お寺へ行けば、確かに過去帳の管理はしてあると思いますが、その情報が流出することにより就職や結婚など身分で差別されるべきでない事柄にも影響を及ぼします。
また、大層な身分問題ではなくても家族の過去に関することは大きな個人情報であると言えます。


パソコンが得意なお寺さんばかりではないので、檀家の管理ソフトや、その入力までも外部に委託するところもある様で秘密保持が何処までなされているのか分からないこともあるでしょう。


ベネッセの個人情報流出は件数も多く社会問題になりましたが、檀家の個人情報になればもっと大きな重要な問題も潜んでいるものと思います。
お寺と檀家との信頼を揺るがしかねない問題かもしれません。


とはいえ、数百件もの檀家の命日や戒名などを覚えきれるものではありません。
お寺では年忌の法要は大きな勤めであり収入源でもあるのです。


お寺に行けば各家の過去の情報が分かるものと考える人が多いと思いますが、問い合わせに来るすべての人が善人ばかりではなく商売に利用しようとする人もあるかもしれないのです・・。


お寺の住職は、ただ数珠を片手にお経をあげ念仏を唱えていれば済む時代ではなくなっているのです
お寺は人生の最後に行きつく所の一端でもあるので個人情報とは切っても切り離せないところです。


その情報の数は、煩悩の数と言われる百八の数珠玉ではとても足りないぐらい大きなものだと思います。
大切に扱う数珠と同じように、お寺での個人情報の管理についても厳格にお願いしたいものです。


ラベル:過去帳
posted by yasuucare at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 数珠 選び方持ち方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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