お香なら【香源香カフェ】

2014年04月23日

数珠とお釈迦様

数珠とお釈迦様には関係があります。


昔、お釈迦様がおられた時、難陀国(なんだこく)の毘琉璃王(びるりおう)が使をもってお釈迦様に尋ねたのです。


「我が国は、常に戦乱があるために、五穀実らず、しかも悪病流行して国を治めることが困難で多忙であります。政治をとりつつ仏の道を修行していきたいと思いますが、どうしたならばよいでしょうか。」


するとお釈迦様は、「それは難しいことではない。無楼子(むくろじ)の実、百八を糸でつないで、珠数をつくり、それをいつも手からはなさず、隙あるごとに、心から御仏の御名を称えつつ一つずつ、つまぐれば、おのずから心は静まり、煩いをのぞき、正しきに向い、間違いのない政治をすることが出来る。」と仰せになりました。


これを聞かれた王様は、早速無楼子の実を沢山集めさせ、千の珠数を作られ、親戚や家来どもに持たせ、王様自身は、いつも手からはなさず、隙さえあればつまぐって、心よりみほとけの御名を称えられたそうであります。

 
これが珠数の始まりといわれています。

osyaka1.jpg

お釈迦様は、阿弥陀さまのことを引き合いに出して、仏教を広められました
難しいことは何も考えずに、ただ阿弥陀さまの名前をお呼びして縋るようにと・・。


その教えは、インド、中国、朝鮮を経て今から1500年前の西暦550年代に日本へ伝えられました。


その後、平安、鎌倉と日本仏教の発展に伴って、念珠も形の進化をしていきます。
平安時代初期の「最澄の天台宗」、「空海の真言宗」、そして鎌倉時代に「法然の浄土宗」、「親鸞の浄土真宗」、「栄西の臨済宗」、「道元の曹洞宗」、「日蓮の日蓮宗」等の宗派が成立し、念珠もそれぞれの宗派の教義の違いによって独特の形式を生み出していきました。   


数珠の基本的な百八個の玉をつないだ輪は変わりませんが、そこに付く弟子玉や房の形状によって区別されるのです。


江戸時代になると、持ち易い様に大きな輪(百八個の玉)を半分にしたり、四分の一にしたりして、ちょうど掌の周りを一巻きする大きさの念珠が使用されるようになり、今では様々な玉を使うことにより個数も様々です。
いわゆる片手念誦と言って略式の数珠で持ち易い様になり、その数も少なくなっているようです。
宗派ごとの数珠も地域によると思いますが、余り厳しく言われることはありません。


お釈迦様の教えからすれば、数珠の形式が問題なのではなく、数珠を持つ心のはずですね!
私達は、ついつい本質を忘れがちになるものです。
数珠の数には、煩悩と共に、そんな戒めもあるのでしょうか・・・。


ラベル:お釈迦様 数珠
posted by yasuucare at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 数珠 意味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
小さなお仏壇



×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。